平穏な愛の落ち着く場所



千紗は眠りに落ちる瞬間に
ずっと聞きたいと望んでいた言葉を聞いた
気がして、瞳を閉じて微笑んでいた。




それはたぶん幻聴……



もしくはもう夢の中だったのかも……





『愛してる』




崇は微笑んで眠る唇にそっと口づけた。








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