ノノハナ
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時は少し遡りる
森の中を3人の青年が歩いていた
彼らはある任務でこの危険な森に足を踏み入れ3日になる
しかし、捜しモノは見つける処か、手掛かりすらも見当たらない
少し開けた木下にくると足を止める
「ジン、この辺でどうですか?」
ミルクティー色の青年が銀髪の青年に確認する
「あぁ、今日はココで休むとしよう」
「了解っと、水でも汲んできますか」
そう言うと金髪の青年は、森の中へ消えていく
火をおこし、それぞれが手際よく準備をする中、近づく気配に手を止める
辺りの気配を探ると、捜しモノの気配が微かに含まれる人の気配
目で合図をすると、一人が近づく人物の背後に回り込む
目視で確認出来る距離にくると、見えてきたのは少女の姿
捜しモノではないが、微かにする彼女とは別の気配を注意深く探るっていると、背後に回った仲間が彼女に手刀を入れ、気を失わせた