これが現実。
「おじゃましま-す」
恐る恐る
ドアを開けると、
狭い空間に
たくさんの先輩や
あたしと同じ中学校の
同級生がいた。
「せっかく来たのに
立ってるのもあれだし
適当に空いてるとこ
座って!!」
女の先輩にゆわれた。
「あっ。ありがとう
ございます。」
「ねぇねぇ、ユウナ。
ここの家の主って
どの人????」
「あ-ぁ。この家の主わ
あの真ん中にいる
たか先輩だよ。」
「ふぅ-ん。そおなんだ」
気まずさのあまり
ユウナに小声で話し掛ける
。
なんてゆうか人んち
って落ち着かないし。
全然誰だか
わかんないし...。
煙草臭いし...。
しかも寒い。
ん-っ。出来れば
今すぐにでも帰りたい。