愛する彼女へ ―last letter―
僕と彼女が出会ったのは、半年前
小さな公園だった
僕は小説家で、よく気晴らしに
この公園に来ていた。
その日も、気晴らしにちょっと家を出ていた時だった
ベンチの所で、猫に囲まれている彼女を見つけた。
最初は興味本位・・・
彼女に近づいて、声をかけようとした
だけど、
彼女が顔を上げたとたん、
僕の視線を奪われた・・・
これが、僕の最初で最後のひと目惚れ。
それからは、早いもの
彼女も僕も頻繁に公園で会うようになって
数ヵ月後には付き合いだした。
そして、秘密の関係が始まった。