魔法のチーズ・ケーキ
ハックはすっくと
立ち上がり
作業台のほうへ。

目の前にある
ぴかぴかの卵
小麦粉
ボウル

そして塊の
つやつや輝く
クリーム・チーズ。

「あれ?
おい、ハック!」

バーニーが一声。

「そのチーズ、
いつものと
違うじゃないか。

冷蔵庫から
もってきて
やろうか?」

バーニーの声に
ちらりと後ろを見て
首を横に振る
ハック。

いつもの手順で
たんたんと
ハックはチーズを
練っていく。






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