魔法のチーズ・ケーキ
頬はおろか
鼻の脇からも
肩からも
首の付け根からも
のどぼとけからも
ねちねちねちねちっ・・・
という
皮膚を喰いあさる
音のあとに
黒く丸い穴をあけて
蛆虫もどきが
ぴょん! ぴょん!
パクビティの体から
飛び出す。
「おぉぉぉあぉおぉ!
・・・誰か! 誰か!
お願いだから助けてくれ!!」
あああぉぉぁ!と
絶叫しながら
のたうちまわる
パクビティ。
ねちねちねちねちねちねちっ・・・
という奇音は
やむことをしらず
小さな虫の集合は
パクビティの
脇腹から
腕から
腰回りから
足から
ねちねちねちねち
蝕むように
喰っていった。
鼻の脇からも
肩からも
首の付け根からも
のどぼとけからも
ねちねちねちねちっ・・・
という
皮膚を喰いあさる
音のあとに
黒く丸い穴をあけて
蛆虫もどきが
ぴょん! ぴょん!
パクビティの体から
飛び出す。
「おぉぉぉあぉおぉ!
・・・誰か! 誰か!
お願いだから助けてくれ!!」
あああぉぉぁ!と
絶叫しながら
のたうちまわる
パクビティ。
ねちねちねちねちねちねちっ・・・
という奇音は
やむことをしらず
小さな虫の集合は
パクビティの
脇腹から
腕から
腰回りから
足から
ねちねちねちねち
蝕むように
喰っていった。