RUNA戦記Ⅲ~水晶宮に眠る竜~




 カナテは、男同士の喧嘩よりも、ルナが気になって駆け寄る。

「うん、だいじょーぶ」

 ルナが、笑顔で言った。怖くは、無かったのかな?

 というか、少しは頼ってくれないかな、ホントに。
 


「っていうか、ルナ!アンタってば、ホントに懲りないわねー!!ゲルブの時に、少しは学習したと思っていたのに、また無茶して!」



 ティカは少し保護者面だ。

 まあ、ルナにしては珍しい一面だよな。














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