RUNA戦記Ⅲ~水晶宮に眠る竜~








「道、あったの?」


 ルナがゲルブから離れ、歩き出す。



 ゲルブも、あとに続いた。


 !?



 ゲルブは目を疑った。


 ベインが、宙に浮いている!?


 —否、実際は谷の間にあるワイヤーの上にいた。だが、それが見えなかったために、宙に浮いているように見えたのだ。









< 199 / 222 >

この作品をシェア

pagetop