RUNA戦記Ⅲ~水晶宮に眠る竜~






「誰だ、それ」

「私の谷によく来てくれてた小人の老人。ほら、先頭の」


 カナテは足元の小人たちを見渡す。


 あ、あの頭が禿げてる…。



「ね、この近くに住んでるの?」




 ティカが、聞く。


「いかにも」


 ラッキーじゃん。







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