RUNA戦記Ⅲ~水晶宮に眠る竜~











「私たちも、つれてってもらっていい?」

「もちろん」


 ティカが、飛び跳ねた。カナテも、ニヤッと笑う。


「列の後ろにくっついてくればいい」


 リアム老の後ろの若い小人が言った。


「どうやって村まで行くんだ?」


 しばらく歩いてから、カナテは気になって聞いた。


「安心せい。お主らも通れる道だでの」


 リアム老が、目を細めて。













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