RUNA戦記Ⅲ~水晶宮に眠る竜~
すごい自信だ。
っていうか、コイツがあの、常若の国(ティル・ナ・ヌグ)の?じゃあ、ルナはその主なのか。
不意に、アランがこっちを向いた。
「おい、オマエ!手を貸せ!!」
は!?お、俺!?無茶だろ!!
「俺、魔力(エネル)なんて持ってねぇぞ!!」
イヴァンは、大声でほえた。
「安心しな。ンな無茶は頼まねえよ。俺が時間を稼ぐから、オマエはルナを助けて、地上に戻れ!」
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