RUNA戦記Ⅲ~水晶宮に眠る竜~





 なのに、残金僅かに13円。

 絶望的だ。


 すると、ティカが、


「待ってて」


 一言残して宿を出て行った。


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 三十分後、戻ってきたティカに、

「どちら様?」

 思わずカナテは尋ねてしまった。そのくらい、ティカの姿が変わっていたのだ。











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