RUNA戦記Ⅲ~水晶宮に眠る竜~





「とりあえず、夕食にしようぜ」



 イヴァンが俯きながら。


 そっか。


 リュオンって、イヴァンの父さんだっけ。

 そりゃ、悔しいよな。

 ゲルブの胸が、ズキッと痛んだ。




「そうだね」

 ルナがティカから受け取った、1500円を持って外へ出て行く。










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