RUNA戦記Ⅲ~水晶宮に眠る竜~





「えーっと、肉と木の実でいい?」


 ティカは麻袋の中をあさる。

「別にいいんじゃねェの」

 カナテがぶっきらぼうに返事した。


「倍化!」

 肉が、二倍に膨らむ。

「スッゲェ、すっげぇ、すっげぇェーっ!!」

 イヴァンが叫んだ。

「えへへ」











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