RUNA戦記Ⅲ~水晶宮に眠る竜~





「で、どうすんだ?ここを登るのか?」

 カナテは、登り口を探す。


 …。

 ……。

 ………あった。

 今にも崩れそうな、入口。

「私、登りたーい」



 ティカが、シュバッと挙手。



「しゃーねぇ!行くか」

 の割りには顔が輝いているイヴァン。








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