RUNA戦記Ⅲ~水晶宮に眠る竜~







「どうしたの?」

 コレはティカ。思ったよりも、彼女の声は近くからした。

「見ろよ、コレ!」

 カナテの顔が、闇の中に浮かび上がった。

 イヴァンは、カナテの隣に立つ。

 そして、光の正体を見て、呆然とした。

 そこには、




 宇宙があった。




「え、嘘!」

 ティカが叫ぶ。











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