【続】俺様社長の溺愛
雅也の口からちゃんと聞いたから。


「私はこれで…」

二人に頭を下げた私は、社長室を出た。


・・・

玄関まで行ったところで、

声をかけられた。


「・・・すみれさん」

「はぁ・・・間に合った」

「走ってきたんですか?」

「小春さんと話がしたかったから」

「無理しないでください・・・

すみれさんに何かあったら、

ここの社長に大目玉です」

そう言って苦笑いをした私。

「その時は、私からちゃんと言うから、

安心して?」

そう言って微笑んだすみれ。
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