【続】俺様社長の溺愛
・・・・

日本に帰国する日。

雅也は急な仕事で、

もう一日ここに残ることになった。


「オレと一緒に帰ればいいのに」


私は笑顔で首を振った。


「いつまでも、ここにいては、

あちらにも迷惑ですから・・・」


「そうか・・わかった」


・・・

空港で、

人目も気にせず、

私は雅也にキスをした。

今にも流れそうな涙を、

グッと堪えて。
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