【続】俺様社長の溺愛
私の姿を見た父は絶句していた。


「ごめんなさい。今まで黙ってて」

「…まったくだ。

私は、こんな結婚は認めない。

西園寺さん、あんたたちのやり方は、

認めない

大事な娘を渡すわけにはいかない」



父が私の前に、

両手を広げて、

立ちふさがった。



「お父様・・・いいんです。

私が決めたことですから。

黙って見過ごしてください」


「幸せにならない結婚など、

認めるわけがないだろう?」
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