【続】俺様社長の溺愛
「もしもし」

「ごめんなさい、こんな時間に」

・・・

電話の主は、すみれだった。

「どうしたんだ?」

「あの、ちょっと言いにくいんだけど」

そのまま無言になったすみれ。

「すみれ?」

オレの問いかけに、

ようやく、話し始めた。


「今日のパーテイーの事なんだけど」

「ああ」

「小春さん、先に帰っちゃったでしょ?」

「急用ができたって言っただろ?」

「うん…でも違うみたいで」

すみれの言葉が暗い。
オレは何がなんだかさっぱり・・・
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