【続】俺様社長の溺愛
「・・・」

「起きてるんだろ?顔を見せてくれ」

・・・

こんな涙でぐちゃぐちゃな顔、

見せられない。

「・・・?!」

雅也がベッドに入ってきて、

私を抱きしめた。


「辛い思いをたくさんさせたな。

オレは確かにすみれが好きだったよ」

体がビクッとした。

「顔が似てる小春を傍に置いたのも、

事実…でもな・・・

お前はアイツとは全然違う。

おっちょこちょいだけど、いつも

一生懸命で、そんな小春にオレは惚れた」
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