【続】俺様社長の溺愛
今日一日。

雅也は私の傍を離れることはなかった。

・・・

本当に優しくて、

私にはもったいない人なんじゃないかと

思うほどだった。

「雅也さんは、どうしてそんなに、

優しいんですか?」

私の質問に、笑みがこぼれた。

「誰にでも優しいってわけじゃない。

本当に大切だと思った人間以外には、

結構冷たいかもな」


「そうなんですか?」

「そりゃあ、オレだって

完璧な人間じゃないからな」

< 73 / 302 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop