【続】俺様社長の溺愛
「・・ッ・・」

口から血が流れた。

オレは口を荒っぽく拭った。



「小春に触れるな。

ここから今すぐ出ていけ」

低いトーンで社長が言った。


・・・

飯島が泣きじゃくっている・・・

そんな飯島を、

社長は両手でしっかり抱きしめたまま、

オレに言った。

「小春の前に、二度と現れるな」

・・・

オレはクスッと笑った。
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