夏と秋の間で・甲
 週があけた月曜日。



 何も変わらない週明けだった。



 学校に行って、勉強して、放課後にタバコをふかして帰る・・・。



 それだけの日になるはずだった。



 ただ、唯一違っていたのは、望巳の脳裏に土曜日の速人の言葉が残っていたこと・・・。



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