148cmの恋
☆和音side☆

練習を終え、放課後いつものように公衆電話の前で待ち合わせ。

『か、和音君、待った???』

少し戸惑いながらも話しかけてきたのは
俺の待ってた相手、加奈子。

『ううん、全然///今来たとこ!』

こんなに照れて

ドキドキして

恥ずかしくなってしまうのは

加奈子の前だけ。


いつもの俺ならこんな風な気持ちになることはない。


今は加奈子が誰よりも

好きで
愛しくて

俺だけのものにしたいって思う。


ずっとこの気持ちが続いて

幸せになれる気がしていた。


『加奈子、好きだよ。』

その一言で
加奈子はすごく照れて…


子猫みたいに抱きしめて
守ってあげたくなってしまう。
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