月天使

「あら…人間と仲が良いのね。」


《結大は俺の弟だから、兄ちゃんの俺が守ってやんないといけないんだ!!》


「ふふっ…そう。」


そう笑って月天使は消えていった。

俺はベランダから戻って


「ワンッ!!」


と元気よく結大に一声あげた。

すると結大が優しく微笑む。


「ほらっ早く寝るよ。おやすみ♪」


《おやすみ…結大》


俺達は眠りについた。
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