月天使

「ダメだよーっ!!あたしのチョコは誰にもやらないからな!!」


あれ…?

チョコ……?

違うねー…何かずれてるね…。


俺が真顔で月を見ていると


「えっ…?もしかして違うの!!?」


と又驚き出す。


「月チャン…。チョコ好きなのは
よーく分かったから一回着こうか?」


「ハーイ♪*」


あらら…。何か月が子供に見えてきた!!


かっわいーな。 ∩ ∩
ウサギみたい(・x・)


そして月が俺の隣にきて

手を引っ張ってゆく。


「あのな、俺の中に永遠の命があり、それの半分をお前が持っている」


って……本当は半分とかそんなんじゃねーし…

月にしか力託してねーけど(笑)


本当は色々違うが俺がこの世に再び戻されて

しまったのには訳があるだろう…。


仕方がない!!


「その話座って聞くよ」


月が繋いでいた手を離して近くに見つけた

ベンチに座った。


「あっ…うん。」


俺も隣に座って話を続けた。
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