月天使
「でお前、月とどこまでいってんだ!?」
「はぁ!?」
「とぼけんなよー彼女だろ?」
「うーん…説明がムズいのでノーコメントで。」
「はぁ!?それ以上の関係ってか!?」
「アホか…。」
俺は痛い目で陸を見た。
「お…おい…その目やめろ…。」
そう言われて俺は陸を普通の目で見た。
「で、結大これからどうすんだ!?」
「……陸、ペガサスの居場所知ってるよな!?」
「あぁ。この城の最上階に居るって聞いたことがある。」
「そこに月とふれあをつれて行く。」
俺は月とふれあを指差した。
すると月とふれあは手を降ってこっちを見た。
「結大。あそこはトラップがいっぱいあるぜ?大丈夫か!?」
「あぁ。今はお前も居るからな!!」
「結大…。」
俺は月とふれあの居る階段へ降りた。
そして大きな声で一言、声を掛けた。
「行くぞーっ月っ、ふれあ!!」
「はいっ!!」
「うん。行くよ!!」
二人からは自信に溢れた声が返ってきた。
俺は陸に「大丈夫だ」って笑いかけた。
すると陸も「そーだな」と言うように笑った。