シューティングスター
勉強と炎天下。
朝7時20分。
いつもみたいに炎天下の中
見慣れた街と
駅前の少しの坂を歩いて
1駅だけ電車に乗って
また炎天下の中歩いてた。
少しばかりか、
潤くんがいないから
苦痛にしか思えなかった。
だって、夏休みなのに。
学校に行かなくちゃいけないから。
頭のどこかにキミがいた。
キミがいる。
なにかあればいつもキミのことを考えてる。
「漢字検定受かったら誉めてもらえるかな?」
とか。
やっぱり柏木くんの存在はすごい偉大で。
私にはかけがえのない存在で。
そういえばキミも
「宮澤は俺のとってかけがえのない人だから。」
そう言ってくれたっけ(//∇//)
学校は12時くらいに終わった。
友達と話ながら帰ってた。
橋を渡るところからはひとりなんだけど…
橋の上。
聞き覚えのあるメロディー。
落ち着くその音は
キミからの着信を
幸せを運ぶメロディー。
キミからのメール。
久しぶりにくれた
私からじゃなくて
君からくれたメール。
幸せでたまらなくて
炎天かも平気だった。