シューティングスター
50分の自由時間
天体観測をしてから生徒は部屋に戻った、
外は少し肌寒い。
なのに、ホテルの中はクーラーが効いてた。
バスタオルを羽織っても
鳥肌は止まることはなかった。
お風呂時間まで勉強した。
漢字検定が8月24日にあるわけで…
教員はすごい力が入ってた。
お風呂呼ばれるまで
私は必死だった。
お風呂も終わって10時。
ようやく自由時間がきた。
やはり担任の周りには生徒が群がっていた。
しばらくおさまってから
ケータイを取りに行った。
潤くんの顔が不意に頭をよぎったけど
メールは入れなかった。
だって…昨日のことがあったから。
ただ、母親に電話をいれた。
電話が終わったのは20分。
それからはこの物語の原稿を作ってた。
そう…この物語は偽りのない実話。
少し名前とか、変えてるだけ。
もちろん潤くんに寄せる想いも嘘じゃない。
神様にだって誓える想い。
固い決意。
40分にケータイを返して
私は眠りについた。
なにか夢が見たかった。
だけど夢は見れなかった。
熟睡しすぎたのか
爆睡してたのか。
次の日の朝
友達にたたき起こされて
私はようやく目を開けた。