吸血鬼が恋におちて
「私の能力…使う所ないじゃないか…」
……名が分かっても良いことがなかろう…
「え、俺よりいいじゃん!!俺の能力使ったら人に迷惑かかるし!!」
「だからと言って……もっと日常で使える能力が欲しかったもんじゃ…」
「……心読み取ると…嫌なことも読み取っちまうから…嫌だぞ?」
あっ!!それもそれで嫌じゃな…
「…だろ?」
「……お前たちが吸血鬼の長共か……」
!!!?
そこには…黒髪の整った顔立ちの20歳位の男性がいた…
「……誰じゃ?」
「「!!黒の悪魔…」」
「ククッ…久しぶりだなぁ……紅騎に蒼摩…」
………知り合いなのか?