同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正
尚希side
ドサッ……
電気を付けないまま俺は、ベッドに
寝っころがって天井をボーッと
見つめた。
落ち込んでない………………と言ったら
嘘だ。
正直、アイツの言葉は痛かった。
あの時のアイツの言葉を思い出す。
“あたし………結婚したの…………”
その言葉が、頭から離れない。
幸せそうに微笑むアイツの表情を
見て、もう叶わないと思った。
今まで、アイツのあんな表情
見たことがない。
いやっ、アイツが嬉しそうに
微笑んでいる所は今まで何回も
見て来た。
けど…………