同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正
聞き覚えのある声が、あたしの背後から聞こえて来た。
「あっ……」
振り向くとそこには、最低男がいた。
何で、ここに……最低男がいるの?
「なんで、アンタがここにいるわけ」
あたしが、そう冷たく言うと最低男は隣のブランコに座る。
正直、言って最低男にはブランコのサイズが合っていない。
「お前なーわざわざ、こんな夜中に俺様が来たんだぞ?寧ろ感謝しろ」
いやいや、アンタが勝手に来たんじゃん。なのに何で、そんな偉そうな言い方するの。
「帰ったの?あの女……」
あたしは、顔を俯かせながら最低男に聞いた。