同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正






微かに震えている体を
見て春綺君は……






(体、震えてる。


そんなに怖い?

俺のこと。)







「だって、こんなの
春綺君じゃない………


春綺君は………


あたしに無理やり
ヤる人じゃない。」





すると、春綺君は
クスッと笑ってあたしの顎を指で触った。






瞬きをした瞬間、
柔らかい感触がした。





お互いの唇が触れたと
思ったら春綺君の
生暖かい舌が口の中に
入って来た。







「……っっ………」




拒みたくても、片手で
両腕を掴まれていて
抵抗出来ない。





春綺君のキス、凄く
慣れているみたい。




そう、まるで……





最低男みたいなキス。




これだけ慣れているなら きっと春綺君は、沢山の女の相手をしたんだ……





「……やめ……っ……」




春綺君の指が、あたしの背中にあるチャックに
触れた。






ヤバい………





春綺君、完全にヤる気だ。




どうしよう………



腕は、掴まれてるし……



どうしようもない。













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