同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正








そして、俺が狙っていたチャンスが訪れた。





捺海ちゃんには
マンションに行った
何て言ったけど本当は
嘘だ。




本当は、あのまま
マンションに寄らずに
ホテルに向かった。






ジャワーを浴び終わって部屋に戻ると
捺海ちゃんは目を
覚ましていた。





ここまでは、俺の
計画通り。




だけど、ここから俺の
計画が狂い始めた。







まず、尚希からの
電話。





そして、一番狂ったのは…………自分自身。






俺が考えた計画では
捺海ちゃんを抱くという計画だったけど……




捺海ちゃんは、涙目に
なりながらアイツの
名前を呼んだ。





その名前、その声を
聞いた瞬間ー………





何かが崩れたような
感覚が襲った。





本当なら、捺海ちゃんを抱いて好きにさせて
アイツから奪う
計画だった。






けど、その計画を
ぶち壊したのは俺。





アイツから大事な物を
奪うことが目的
だったのに……




いつの間にか、そんな
計画なんてどうでも
よくなっていた。





この感情は、一体
何だろう……










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