同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正
最低男は、あたしを
見ると春綺君を睨み付けた。
それは、今まで見たことがないくらい怖い目つきをしていた。
「春綺、テメー………」
グイッ……!!
「あっ………」
最低男は、春綺君の
胸ぐらを掴んだ。
睨み付けている最低男とは真逆に春綺君は冷静な声で言った。
(やっと見付けたんだね。
でも……………
もう、遅いよ。)
最低男を見ると、最低男の拳が震えていた。
もしかして、春綺君を
殴ってしまうんじゃないか。
そう考えるとヒヤヒヤする。
「おい、捺海。
お前は、早く着替えろ。」
最低男は、春綺君を
睨み付けながら言った。
「うっ、うん。」
あたしは、急いで
ベッドから降りて
バスルームに向かった。