同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正
すると、タイミング良くバスルームに行った
捺海が寝室に入って来た。
「行くぞ。」
「あっ…………」
俺は、そう言って捺海の腕を引っ張ってホテルを出た。
車に乗ってマンションに向かっている間、
気まずい沈黙が流れた。
そして、その沈黙を
破ったのは捺海だった。
「あのさ………」
「何だよ。」
俺は、運転をしながら
隣に座っている捺海を
チラッと見た。
「満里南さんとは……
どう…なったの?」
遠慮がちに聞いてくる
捺海。
「話し付けてきた。」
「えっ?」
「振られたよ。」
笑うなら笑えよ。
どうせ、この俺が女に
振られたって知って
ダサいとかザマーみろ
とか思ってんだろ??