同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正
あれから、あたしは最低男と
いるのが何だか気まずい。
どうしても、あの女の存在や
最低男の、あの表情が頭から
離れられない。
キュッ……
水を止めて濡れた手を最低男は
拭いた。
「お前、ソファーに座れ。」
「えっ……?」
意味が分からなくって、聞き返すと……
「良いから、黙って座れよ。」
最低男は、そう言ってリビングを
出て行った。
あたしは、訳が分からないまま
ソファーに座った。