同居人はNO.1ホストー2ー3ページまで修正
ガチャ……
ドアの開く音がして顔を上げると
最低男の手には救急箱があった。
最低男は、テーブルに救急箱を
置いてドカッと座った。
「早く、手ぇ出せよ。」
もしかして、手当てしてくれるの?
っと言うか……コイツって……
手当てとか出来んの!?
ちょっと、以外で驚いてしまう。
最低男は、あたしの手を取り
手当てを始める。
チラッと最低男を見ると凄く
真剣な表情だった。
………ドキッ……
数分のことなのに凄く長く感じる。
「………んっ………出来た。」
ぶっきらぼうに、言って救急箱を
片付ける最低男。
最低男が、手当てをした指を
ジッと見る。