ギルディラヴ~社長と誓う偽りの愛~
《12》腕利きの殺し屋
~十和子side~
大きな両扉の向こうに広がるエントランスホール。
深紅の絨毯が敷かれて床も柱も立派に磨き上げられた白の大理石。
京平さんが私を案内していく。
壁には絵画や調度品が並んでいた。目の前の応接セットも豪華。
ホールの左右には2階に続く対称的な曲線が美しい階段。
階段も深紅の絨毯が敷かれていた…
「いらしゃい」
副社長夫人が階段からゆっくりと降りてきて私に挨拶をしてくれた。
「突然…押しかけてすいません」
「いいのよ…十和子さん貴方は京平さんの婚約者なんだから…変な遠慮はしないで」
深紅の絨毯が敷かれて床も柱も立派に磨き上げられた白の大理石。
京平さんが私を案内していく。
壁には絵画や調度品が並んでいた。目の前の応接セットも豪華。
ホールの左右には2階に続く対称的な曲線が美しい階段。
階段も深紅の絨毯が敷かれていた…
「いらしゃい」
副社長夫人が階段からゆっくりと降りてきて私に挨拶をしてくれた。
「突然…押しかけてすいません」
「いいのよ…十和子さん貴方は京平さんの婚約者なんだから…変な遠慮はしないで」