ギルディラヴ~社長と誓う偽りの愛~
「もともと本土の龍は二人の結婚は認めていない…叔父さんの行為は『黒龍』に対する裏切り行為だ」



「…もしかして紫桜お前は…『黒龍』が送り込んだスパイ?」



「京平さんは龍のコトは何も知らないと思っていた…だからスルーしてやったのに…俺の正体を見破ったからには…3人とも生かしてはおけない…」




「…!!?」



紫桜君は再び、私の背後に回って、こめかみに硬く冷たいモノを突きつけた。



私の視界の隅に銃口がキラッと異様な光を差し込ませた。





ーーーー私…殺されるの?







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