ギルディラヴ~社長と誓う偽りの愛~
「痛たたたたっ…」



線路の上に私は尻餅。



「!?」


ケツは痛いし、線路の上に私のバックの中身が散乱していた。

ブランド物のパンストには大きな穴が開いていた。



私はケツを片手で押さえ、散乱した私物をかき集めてバックの中に慌てて押し込む。


「てめえ!!何してる!!?警笛が聞こえないのか!!?」


「えっ!?」


私に向かって、電車が突っ込んで来ていた。慌てて、耳のイヤホンを外した。

警笛がうるさいくらい鳴り響き、
嫌な気分にさせる波長のブレーキ音。


キキキキッーーーー



私…電車に轢かれる…!!!?
死ぬっ!!

腰が抜けて立てない。


さっき叫んだ主が線路に降りてきて私を素早く抱き上げた。


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