ギルディラヴ~社長と誓う偽りの愛~
彼はコンビニの駐車場に、BMWを停めた。


「腹減ってないか?」


「え、あ・・・」


「行くぞ」


「はい」


私は先に降りた風宮さんの後ろをついて行く。


自動扉がスーッと開き、私たちは中に。


風宮さんは一目散に、一番奥の弁当売り場に行っちゃった。


私は手前のパンストの陳列に手を伸ばす。私の愛用してるコスメの新商品にも目が入った。



さて、次は…


「!!?」


いきなり、黒い目出し帽を被った3人連れの男性が入って来た。

グイッと首元に左手を回された。



「店長、金出せ!!!この女の命ねぇぞ!!!」


私の頬に銀色のナイフの側面が押し当てられる。


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