ギルディラヴ～社長と誓う偽りの愛～

中高大学と女子高育ちの私。
厳粛なカトリックで、行事で校内に入る時、例え、身内である男性でも、身分証明を必要とした厳しい学校だった。


そんな男性禁制の園で、私は花も恥じらう乙女の時代を過ごした。


出会いもなく、気づけば22歳。

この会社に入社して、出会いを求めたけど、配属先は秘書室。


若い男など一人もいなかった。

居ると言えば、金は持ってるけど、髪の毛の薄いバーコードのオジサンかポッコリとお腹の出たオジサンしか居なかった。


そして、もう２９歳。世に言うアラサー。


最近、友人の結婚ラッシュでご祝儀で金ばかりが飛んでゆく。



このまま、干からびて干物女にはなりたくない。