ギルディラヴ~社長と誓う偽りの愛~
《7》秘書室の波紋
~十和子side~
今朝の秘書の朝礼に社長が加わった。
社長は…またまた、風宮さんにお任せ。
「私ゴトではありますが、秘書の仁科さんと婚約が決まりました!」
「「「えええ~っ!!?」」」
水面下で社長夫人の座を争っていた藤崎さんたちは全員、大声を上げた。
「仁科先輩!!?本当なんですか??」
「え、あ・・・うん」
小杉さんの問いかけに、私は言葉を詰まらせ、返す。
「遠距離恋愛の彼氏とはどうなったんですか??」
藤崎さんは社長に聞こえるようにワザと声を大きくする。
「・・・実はその彼氏が社長で・・・」
嘘だって知る風宮さんは私の顔を見てニヤッ。
「ひどい!!」と藤崎さんは私を罵った。
社長は…またまた、風宮さんにお任せ。
「私ゴトではありますが、秘書の仁科さんと婚約が決まりました!」
「「「えええ~っ!!?」」」
水面下で社長夫人の座を争っていた藤崎さんたちは全員、大声を上げた。
「仁科先輩!!?本当なんですか??」
「え、あ・・・うん」
小杉さんの問いかけに、私は言葉を詰まらせ、返す。
「遠距離恋愛の彼氏とはどうなったんですか??」
藤崎さんは社長に聞こえるようにワザと声を大きくする。
「・・・実はその彼氏が社長で・・・」
嘘だって知る風宮さんは私の顔を見てニヤッ。
「ひどい!!」と藤崎さんは私を罵った。