ギルディラヴ~社長と誓う偽りの愛~
「紫桜はああ言うヤツだ…許せ…諒平」


兄貴が紫桜を庇った。



「・・・」



「諒平さんの部屋を用意しないといけないわね…メイドに用意させるわ…」


「あ…」


叔母さんは先にソファーを立って、リビングを出た。



叔父夫妻は友好的な振りをしてるが、この邸宅には戻っては行けない人間だった。


俺を歓迎してくれてるのは兄貴だけ…








< 81 / 155 >

この作品をシェア

pagetop