ギルディラヴ~社長と誓う偽りの愛~
店内の雰囲気が最高潮の最中を狙ったようにマルサが入ってきた。



店内は急激にテンションを下げ、パニック状態に。



脱税容疑をかけられた魔夜さんはマルサから逃れようと裏口に向かって逃走を図る。



「…これが諒平の言っていた…面白いコトか?」



「まぁな…これで俺もホスト役から解放される…」



「お前…楽しんでやってんじゃないのか?」


「俺が楽しんで?冗談言うなよ…」


「…俺たちは現場から退却だ…君たちを外まで送るよ」




「ありがとうございます」


諒平さんたちは私たちを店の外まで無事に送り届けてくれた。








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