No.1カレシ
ただ、見守ることしか出来ない俺。
悔しいけど…勝てそうにねぇ…。
小林が歩きだした後ろを「待ってよぉ」と着いていく万優架。
その時……万優架と目があった。
どうしようか…。
迷っていると……不意にニコッと笑い、俺に”バイバイ”と手をふる万優架。
固まってしまった…。
タタタッと行ってしまった万優架。
俺だけの会議室の中、
”ヨッシャー!!”と言う俺の喜びの声だけが響いていた。
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