No.1カレシ
………好きだ。
もう一度、次はオデコに優しくキスを落とし、部屋を出る。
キッチンに行き、テキパキとお粥を作る。
料理には結構自信がある。
一人暮らしを始めて早二年目…。
出来たお粥と水と薬をおぼんに乗せて、
スヤスヤ眠る万優架の元へ…。
キィー……パタン…。
……ちょっと汗かいてんな。
着替えさせるか…。
適当に俺のスエットを出して、万優架を起こす。
「…おい、万優架??ちょっと起きろ…」
「……ん…」
パチッと目を覚ました万優架の腰を持ち、グイッと無理矢理座らせる。
つうか…マジ細ぇな…。