No.1カレシ



………好きだ。


もう一度、次はオデコに優しくキスを落とし、部屋を出る。


キッチンに行き、テキパキとお粥を作る。



料理には結構自信がある。

一人暮らしを始めて早二年目…。



出来たお粥と水と薬をおぼんに乗せて、
スヤスヤ眠る万優架の元へ…。


キィー……パタン…。


……ちょっと汗かいてんな。
着替えさせるか…。


適当に俺のスエットを出して、万優架を起こす。


「…おい、万優架??ちょっと起きろ…」


「……ん…」


パチッと目を覚ました万優架の腰を持ち、グイッと無理矢理座らせる。


つうか…マジ細ぇな…。



< 130 / 252 >

この作品をシェア

pagetop