No.1カレシ




時間をかけてやっと辿り着いた職員室…



遠かった…



「……失礼しまぁす…あの…若鍋先生は……?」


「……お…??五十嵐じゃないか…なんだ?」


「……先生…なんだじゃないですよ…ピンクのペンキどこですか…??」


「……おぉ!!わざわざ取りに来てくれたのか!助かったよ。
いや…材料室がやたら遠くてだなぁ…」



ガハガハ笑いながら


ペンキを手渡してきた。


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